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『津軽三味線演奏体験と酒場ライブ』モニターツアー
2/1(金)に行われた弘前感交劇場『津軽三味線演奏体験と酒場ライブ』のモニターツアーへ【Z・U・K・N】のスタッフ4人で参加して来ました。
『津軽三味線演奏体験と酒場ライブ』ツアーの内容は
旅館・ホテル(出発)→津軽三味線体験(津軽藩ねぷた村又は多田工房)→津軽三味線酒場(自由解散)
という流れです。
今回は三味線体験を『津軽藩ねぷた村』で、三味線酒場は『ふる里の響き あいや』へ行きました。
最初に訪れたのは『津軽藩ねぷた村』。ねぷた村は弘前の夏の一大イベント『弘前ねぷたまつり』のねぷたを展示している施設です。中ではスタッフの方がねぷたの歴史や由来を説明してくれたり、ねぷた囃子の生の演奏や演奏に合せて実際に太鼓を叩くことも出来ます。
館内では10mもある大型ねぷたや歴代のねぷた絵師さんたちの紹介、ねぷたの歴史資料などが展示されており、中でも目を引いたのが、『干支ねぷた』です。『干支ねぷた』は金魚ねぷたの金魚を干支の動物に変えたものですが、縁起物として自分の干支の『干支ねぷた』を買っていかれる方も多いようです。
また、ねぷた村では津軽の民工芸品を制作している現場を間近に見ることができます。ちょっと気になったのがこの『置くとパス』。合格祈願の木工品で、これを『置くと(試験などを)パス』するかも? 受験生の皆さん、お一つ、試してみてはどうでしょうか?
館内を見学した後は三味線体験です。教えてくださったのは館山三弦会の館山先生です。
1人に一棹ずつ割り当てられた三味線で先ずは構え方から!三味線を太ももと左手で支え、右手で撥(バチ)を持ちます。
思った以上に苦戦したのが、バチの持ち方です。右手の薬指と小指でバチの柄を挟むようにして、残りの指で全体を包み込むように持ちます。
(※ちょっと解かりにくいですけど、写真で先生の持ち方を参考にしてください)
三味線はその名のとおり、三本の異なった太さの糸で弦が構成されています。太い弦から順に『一の糸』・『二の糸』・『三の糸』という名前がついており、それぞれが異なった音色を奏でます。太い『一の糸』なら低めの音、細い『三の糸』なら少し高めの音が出ました。また、『二の糸』『三の糸』は棹に近い所と離れた所でも音が異なっていて、棹の部分で弦を押さえることにより、更に異なった音を奏でることが可能です。糸が三本だけであっても多種多様な音を奏でることが出来る。とても素敵な楽器ですよね。
津軽三味線は弦楽器でありながら、打楽器の要素も兼ね備えている楽器で、その奏法は独特の『叩きつける』というものです。バチを弦に叩きつけて音を出すのですが、これが難しい。ともすれば、叩きたい弦だけではなく、その隣の弦まで叩いてしまう…。三本しか弦がないのに…(-_-;)ドンダケー
ベンベンベンベン…と一定のリズム間隔で一本の弦だけを叩いていくのですが…ここにきて、独特のバチの持ち方が響いてきました。バチの角張った所が小指に食い込んで、超痛っ!! 加えて【N】は持ち方が悪いのか、手首まで痛くなってきました(T_T)
先生のアドリブ演奏も挟みながら、皆で、ひたすら『一の糸』→『二の糸』→『三の糸』の順でベンベンベンベン…と弦を叩いていきます。
ある程度慣れてきたところで、先生から「じゃあ皆さんで一曲、曲のさわりだけでも弾いてみましょうか」との一声。そんな高度な技は出来ません(笑) 最後にツアーの参加者の中から、こんな質問が!「三味線の演奏を聞く際に、曲の始まりと終わりだけではなく、途中でもよく拍手がおこるのですが、どのタイミングで拍手をしたら良いのでしょうか?」 これは結構疑問に思っている人が多いのではないでしょうか。
先生が言うには、ソロ演奏の時に、棹のずっと下の方で弦を押さえて、早いリズムで演奏している時に拍手をすると良いそうです。
皆さんも三味線の演奏を聞く時に、このタイミングで拍手をしてみたら、三味線通に見えるかも?
さて、三味線体験が終わったところで、次はお待ちかね、『ふる里の響 あいや』での夕食タイム!!
『あいや』は津軽三味線の全国大会を3連覇された渋谷和生(しぶたにかずお)さんが経営されているお店です。けの汁や貝焼き味噌など郷土料理に舌鼓を打っていたところ、何やら大きなお皿が運ばれてきました。
∑(゜□゜)!?
なんと、骨についたままのマグロの中落ちです。
「スプーンで身を取って食べてください」とお店の方から説明があり、早速スプーンを片手に身を取りはじめました。醤油とワサビをつけて最初の一口を食べると、もう止まりません。(゚Д゚)ウマー
黙々と食べている自分がいました(笑) しかもこの中落ち、裏にも身が付いているのでかなりボリュームがあります。『あいや』に来ることがありましたら、是非、食べてみてください!
料理を食べ、一息ついたところで三味線の演奏が始まりました。今回は残念ながら渋谷さんがお仕事で出張中ということで、第22代民謡王座の小山内忠勝(おさないただかつ)さんが演奏してくれました。
ここで先程舘山先生から演奏中に拍手をするタイミングを教えていただいていたことが役に立ちました。
「よされ節」「あいや節」「あどはだり」等を演奏した後で、手踊りの披露もありました。手踊りを披露してくれたのは若い娘さんで、この娘さん、なんと三味線の演奏も出来るのですよ!三味線を弾けることだけでも凄いのに、その上手踊りまで…(゜П゜)スゲー
最後はほっかむり(※手拭いやタオルなどを頭に巻いている状態です。写真参考→)をして、ステージ、お客さんみんなで三味線の演奏に合わせて「りんご節」を歌いました。親切に歌詞がメニューボードに載ってますし、民謡の歌い手さんがいらっしゃいますので、それに合わせて皆で大合唱のど自慢!みんなでほっかむりをすると知らない人同士でも不思議な連帯感が生まれますよ。
現在、弘前市内に三味線酒場は5店舗あり、三味線の演奏時間は各店によって異なります。決められた時間に演奏する店もあれば、お客さんの入りを見て演奏をする店もあります。
弘前感交劇場『津軽三味線体験と酒場ライブ』ツアーは3月31日まで毎日行なわれます。皆さんも津軽のじゃわめぎを体験してみませんか?【N】
◎弘前感交劇場『津軽三味線と酒場ライブ』
開催期間:2007年12月1日(土)~2008年3月31日(月)の間毎日
開催時間:16:00~20:00(所要時間4時間程度)※夕食・ライブの時間を含みます
コ ー ス:旅館・ホテル(出発)→津軽三味線体験(津軽藩ねぷた村又は多田工房)→津軽三味線酒場(自由解散)
旅行代金:お一人様 7,500円(交通費・体験料・夕食代含む)
交通機関:タクシー又はバス
募集人員:1日20名(最小催行人員2名)
お申込み:参加日の7日前までに弘前観光コンベンション協会(TEL 0172-35-3131)へ、又はメールにてお申込み下さい
『津軽三味線演奏体験と酒場ライブ』ツアーの内容は
旅館・ホテル(出発)→津軽三味線体験(津軽藩ねぷた村又は多田工房)→津軽三味線酒場(自由解散)
という流れです。
今回は三味線体験を『津軽藩ねぷた村』で、三味線酒場は『ふる里の響き あいや』へ行きました。
最初に訪れたのは『津軽藩ねぷた村』。ねぷた村は弘前の夏の一大イベント『弘前ねぷたまつり』のねぷたを展示している施設です。中ではスタッフの方がねぷたの歴史や由来を説明してくれたり、ねぷた囃子の生の演奏や演奏に合せて実際に太鼓を叩くことも出来ます。
館内では10mもある大型ねぷたや歴代のねぷた絵師さんたちの紹介、ねぷたの歴史資料などが展示されており、中でも目を引いたのが、『干支ねぷた』です。『干支ねぷた』は金魚ねぷたの金魚を干支の動物に変えたものですが、縁起物として自分の干支の『干支ねぷた』を買っていかれる方も多いようです。
また、ねぷた村では津軽の民工芸品を制作している現場を間近に見ることができます。ちょっと気になったのがこの『置くとパス』。合格祈願の木工品で、これを『置くと(試験などを)パス』するかも? 受験生の皆さん、お一つ、試してみてはどうでしょうか?
館内を見学した後は三味線体験です。教えてくださったのは館山三弦会の館山先生です。
1人に一棹ずつ割り当てられた三味線で先ずは構え方から!三味線を太ももと左手で支え、右手で撥(バチ)を持ちます。
思った以上に苦戦したのが、バチの持ち方です。右手の薬指と小指でバチの柄を挟むようにして、残りの指で全体を包み込むように持ちます。
(※ちょっと解かりにくいですけど、写真で先生の持ち方を参考にしてください)
三味線はその名のとおり、三本の異なった太さの糸で弦が構成されています。太い弦から順に『一の糸』・『二の糸』・『三の糸』という名前がついており、それぞれが異なった音色を奏でます。太い『一の糸』なら低めの音、細い『三の糸』なら少し高めの音が出ました。また、『二の糸』『三の糸』は棹に近い所と離れた所でも音が異なっていて、棹の部分で弦を押さえることにより、更に異なった音を奏でることが可能です。糸が三本だけであっても多種多様な音を奏でることが出来る。とても素敵な楽器ですよね。
津軽三味線は弦楽器でありながら、打楽器の要素も兼ね備えている楽器で、その奏法は独特の『叩きつける』というものです。バチを弦に叩きつけて音を出すのですが、これが難しい。ともすれば、叩きたい弦だけではなく、その隣の弦まで叩いてしまう…。三本しか弦がないのに…(-_-;)ドンダケー
ベンベンベンベン…と一定のリズム間隔で一本の弦だけを叩いていくのですが…ここにきて、独特のバチの持ち方が響いてきました。バチの角張った所が小指に食い込んで、超痛っ!! 加えて【N】は持ち方が悪いのか、手首まで痛くなってきました(T_T)
先生のアドリブ演奏も挟みながら、皆で、ひたすら『一の糸』→『二の糸』→『三の糸』の順でベンベンベンベン…と弦を叩いていきます。
ある程度慣れてきたところで、先生から「じゃあ皆さんで一曲、曲のさわりだけでも弾いてみましょうか」との一声。そんな高度な技は出来ません(笑) 最後にツアーの参加者の中から、こんな質問が!「三味線の演奏を聞く際に、曲の始まりと終わりだけではなく、途中でもよく拍手がおこるのですが、どのタイミングで拍手をしたら良いのでしょうか?」 これは結構疑問に思っている人が多いのではないでしょうか。
先生が言うには、ソロ演奏の時に、棹のずっと下の方で弦を押さえて、早いリズムで演奏している時に拍手をすると良いそうです。
皆さんも三味線の演奏を聞く時に、このタイミングで拍手をしてみたら、三味線通に見えるかも?
さて、三味線体験が終わったところで、次はお待ちかね、『ふる里の響 あいや』での夕食タイム!!
『あいや』は津軽三味線の全国大会を3連覇された渋谷和生(しぶたにかずお)さんが経営されているお店です。けの汁や貝焼き味噌など郷土料理に舌鼓を打っていたところ、何やら大きなお皿が運ばれてきました。
∑(゜□゜)!?
なんと、骨についたままのマグロの中落ちです。
「スプーンで身を取って食べてください」とお店の方から説明があり、早速スプーンを片手に身を取りはじめました。醤油とワサビをつけて最初の一口を食べると、もう止まりません。(゚Д゚)ウマー
黙々と食べている自分がいました(笑) しかもこの中落ち、裏にも身が付いているのでかなりボリュームがあります。『あいや』に来ることがありましたら、是非、食べてみてください!
料理を食べ、一息ついたところで三味線の演奏が始まりました。今回は残念ながら渋谷さんがお仕事で出張中ということで、第22代民謡王座の小山内忠勝(おさないただかつ)さんが演奏してくれました。
ここで先程舘山先生から演奏中に拍手をするタイミングを教えていただいていたことが役に立ちました。
「よされ節」「あいや節」「あどはだり」等を演奏した後で、手踊りの披露もありました。手踊りを披露してくれたのは若い娘さんで、この娘さん、なんと三味線の演奏も出来るのですよ!三味線を弾けることだけでも凄いのに、その上手踊りまで…(゜П゜)スゲー
最後はほっかむり(※手拭いやタオルなどを頭に巻いている状態です。写真参考→)をして、ステージ、お客さんみんなで三味線の演奏に合わせて「りんご節」を歌いました。親切に歌詞がメニューボードに載ってますし、民謡の歌い手さんがいらっしゃいますので、それに合わせて皆で大合唱のど自慢!みんなでほっかむりをすると知らない人同士でも不思議な連帯感が生まれますよ。
現在、弘前市内に三味線酒場は5店舗あり、三味線の演奏時間は各店によって異なります。決められた時間に演奏する店もあれば、お客さんの入りを見て演奏をする店もあります。
弘前感交劇場『津軽三味線体験と酒場ライブ』ツアーは3月31日まで毎日行なわれます。皆さんも津軽のじゃわめぎを体験してみませんか?【N】
◎弘前感交劇場『津軽三味線と酒場ライブ』
開催期間:2007年12月1日(土)~2008年3月31日(月)の間毎日
開催時間:16:00~20:00(所要時間4時間程度)※夕食・ライブの時間を含みます
コ ー ス:旅館・ホテル(出発)→津軽三味線体験(津軽藩ねぷた村又は多田工房)→津軽三味線酒場(自由解散)
旅行代金:お一人様 7,500円(交通費・体験料・夕食代含む)
交通機関:タクシー又はバス
募集人員:1日20名(最小催行人員2名)
お申込み:参加日の7日前までに弘前観光コンベンション協会(TEL 0172-35-3131)へ、又はメールにてお申込み下さい
by hirokan5501
| 2008-02-10 10:10
| 体験・ツアー
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